空の表現を使ったマップを作る

今回は新コンパイラだけの機能「平行ライト」を使って空の表現を使ったマップを作りましょう。
平行ライトとは名前のとおり、平行なライトです。対象となるテクスチャ(ここではSKY1としましょう)はそれ自体がライトとなります。詳しくは新コンパイラに同梱されている説明書を読みましょう。
まず最初に天井がスカイテクスチャ(平行ライトの対象になっているテクスチャのこと)になっている空間を作りましょう。床は61FLOOR1、壁は61WALL1と今までどおりやればOK。




平行ライトの決め手はテクスチャ名だけでなく、特殊な設定を施されたライトもあります。
設定は簡単。ライトのパラメータにあるStyleを「1)flicker (first variety)」(Quake1モード)にすればいい。本来、この設定はちらつくライトを表現するのに使いますが、HSSでは別ですので注意。
方向はOriginに「X方向 Y方向 Z方向」と入力すればいい。
これで平行ライトの完成です。
平行ライトで陰になる部分はそのままにしてもよし、普通のライトで補うのもよしです。




プレビュー画面では空っぽく見えませんが、ゲームに読み込ませればそういう風に見えるでしょう。
ただし、スカイテクスチャの壁の場合だと空っぽく見えるどころか変な風に見えるので、多少注意が必要です。





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